牛乳や豆乳に続く“第3のミルク”としてここ数年で注目度が急上昇しているのが、オーツミルク。
穀物の一種であるオーツ麦(燕麦)を原料にしており、自然な甘みとクリーミーな口当たりが特長です。
ヴィーガンや乳アレルギーの方向けはもちろん、コーヒーやスープ、お菓子作りにまで広範囲で活躍し、健康志向・環境志向の方々を中心に支持を集めています。
しかし市場には多種多様な製品が並ぶ一方で、甘味料や添加物が含まれている場合も少なくありません。
そこで本記事では、「砂糖不使用」「無添加」「有機JAS(もしくは海外オーガニック認証)」など素材へのこだわりを持つ方におすすめのオーツミルクブランドを厳選してご紹介します。
ぜひ、体にも地球にもやさしいオーツミルク選びの参考にしてみてくださいね。
オーツミルクとは?メリット&デメリット
オーツミルクの特徴
オーツミルクはオーツ麦(燕麦)を水や酵素などで加工した植物性ミルクで、欧米で豆乳以上に人気を博している存在です。
穀物ならではの香ばしい風味とやさしい甘みが感じられ、ドリンクや料理に幅広く使われています。日本でもカフェやスーパーで手に入るようになり、注目がさらに高まっています。
メリット
・植物性・乳不使用:乳成分を避けたい方やヴィーガンの方でも摂取しやすい。
・やさしい甘み:砂糖を入れなくても、オーツ由来の穏やかな甘さを楽しめる。
・コレステロール0:牛乳に比べてコレステロール量を抑えられる場合が多い。
・環境負荷が比較的低い:畜産と比べて生産に必要な資源や排出量が少ないとされる。
デメリット
・甘味料・添加物が含まれる場合:製品によっては砂糖や増粘剤などを加えていることも。
・価格が高め:輸入品が多く、コストがかかるため牛乳より割高になりがち。
・風味の好みが分かれる:独特の穀物感やトロっとした口当たりが苦手な人もいる。
砂糖不使用・無添加・オーガニックなオーツミルク5選
ここからは、素材のやさしさを大切にし、砂糖不使用や添加物フリーなどの基準を満たしたこだわりのオーツミルク5ブランドを見ていきましょう。
成分表をしっかり確認して、自分の好みに合った一本を選んでみてください。
1. Rude Health(ルードヘルス)
・商品名:Rude Health Organic Oat Drink
・設立された場所:イギリス(ロンドン)
・エシカル/ナチュラルなポイント:EUオーガニック認証、No Refined Sugar、紙パック
Rude Health(ルードヘルス)は、イギリス・ロンドンで誕生した自然派フードブランドで、「精製されたものに頼らず、できるだけホールフードに近い形で製品を作る」という理念を掲げています。その代表格ともいえるのが 「Organic Oat Drink」。
EUオーガニック認証を取得したオーツと水、ほんの少しの塩だけで仕上げており、白砂糖や人工甘味料、増粘剤などの添加物を極力排除するシンプルなレシピが特徴です。
このオーツドリンクは砂糖不使用のため、素材本来のやさしい甘みが楽しめます。欧州では朝食用のシリアルやコーヒー・紅茶に合わせる飲み方が主流ですが、調理にも活用でき、ポタージュやソースづくりのベースとして使うことで、マイルドなコクをプラスできる点が魅力。乳製品に比べてコレステロールを気にしにくいのも嬉しいポイントです。
また、同社は「No Refined Sugar」をはじめ、「No Artificial Anythings(人工的な何ものも使用しない)」という姿勢を基本とし、自然由来の甘みや風味を大切にしています。カラフルかつ独特のパッケージデザインもRude Healthの特徴で、>環境に配慮した紙パックを採用。健康志向とエシカル志向を両立したい方におすすめできるオーツミルクブランドです。
まとめ
砂糖不使用・無添加・オーガニックを意識したオーツミルクを選ぶと、穀物本来の香ばしさや甘みを丸ごと味わえるだけでなく、体にも地球にもやさしいライフスタイルを実現しやすくなります。今回ご紹介したRude Health、Minor Figures、Isola Bio、マルサン「オーツミルククラフト」、そしてEarth Milkは、いずれも素材や製法にこだわり、余分な添加物を極力排除しているのが魅力です。
ぜひ成分表をチェックしながら、自分好みのオーツミルクを選んでみてください。
コーヒーや紅茶にプラスしたり、シリアル、スープ、デザートづくりにも活用できるので、「牛乳以外の選択肢」を広げたい方にもぴったり。
植物性ミルクのやさしい味わいを、毎日の食卓で楽しんでみてはいかがでしょうか。